めぐりあいかも
今は違いますが、
かつては中古カメラを集めることに
こっていました。
ROOLEI35、ROLLEI FLEX、
NIKON F2、高価なものは
買えなかったのですが、
手の届きそうなもので
なんとか買って、カメラをなでたり
ながめたり、カメラフェチで
あったことがあります。
時は自分の暗室を持っていて
モノクロ写真を趣味(?!)にしていました。
ROLLEI35は小型35MMの小型カメラです。
静岡の駅から歩いて10分くらいの
ところにある写真館で売っていました。
ZWEISSの40MMのSONARがついており
かわいいやつです。
中をあけて見るとまだフィルムが入っていました。
KODAK社のTRIXでした。
他人の撮ったフィルムを観るのは
どのような気分でしょうか?
正直いうと後ろめたい…
なにか覗いているようでしょう。
現実にはわからないけれど、
恥ずかしい写真があったらどうしよう?
その所有者の家族がいたら
どう思えばいいのか?
妄想と困惑のもとD76(現像液)で
現像することにしました。
想像以上にはっきりとフィルムには
映像が浮かび上がりました。
もちろんネガなので白と黒が逆転
していますが像はうかんできました。
フィルムに写っていたのはおそらく
人のようです。
早速コンタクトに写しました。
はじめは目を疑いました。
私の妹そっくりな女性が公園で無邪気に
遊んでいたり、寝転んでいる
姿が36枚ならんでいました。
とてもそっくりです。
ピントがそれほど合っていないので
確信を持つほどではありませんでした。
私には姉がいました。
実を言うと僕たち家族と
6年前から音信普通
となっていました。
詳しい理由まではここで述べません。
ただ姉がフィルムに
よみがえったというのは
あまりに驚きました。
自分でもこれまで
観たことないような
幸せそうな表情でした。
実のところこのことはまだ
父や母に話していません。
どういえばいいのかわからないのです。
出会い、再会、別れ、すれ違い。
僕らのかかわりにどれだけ
自信があるのかはっきりしません。
たまたまスナップショットに
「あれ」と思うような人が写ることもあります。
でも明らかに過ぎ去った時間を
偶然にフィルムのうえにのこっていた
のだけでしょう。
そのことをとTという
バックパッカーやっていた
中学校の時の友達にいいました
「そんなもんやろ」
・
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・
「そんなもんやろ」
そうかもしれません。
きっと、その通りなのでしょう。

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