THEY ARE STILL LIVING BREATH AND THROB. NOBODY KNOWS MEANINGS OF OWN LIFE, BUT MUST KEEP LOOKING FOR WHAT THEY ARE. ALL THESE ARE JUST PICS AND WORD. MOST OF JAPANESE, BUT TRY TO WRITE DOWN ENGLISH.

月曜日, 8月 17, 2009

不明の限界




















見慣れた食卓を
見たばかりの朝のように
思い出す。
朝は淡い緑色の汐くさい光線を
カーテンだけがやんわりと
認めてくれる。
あなたが置いていっただろう
優しさはありふれていて
見慣れていて、
飽き飽きするだろうけれど
そういう凡庸さこそ
わたしには不可欠なのだと、
それは見慣れた食卓を
飽き飽きする気分と
大きく違うことはない。

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忘れること。
今らしき瞬間までの
ことを忘れるていた。
意図して忘れて、
無くなっておくことを願っていた。
岬の先の霧に問いかける、
ありきたりの食卓の存在を。
醤油はやや固まり、
唐辛子の瓶は少し曇っている。
食べきれない目玉焼きは
不健康な瞑想をしたまま、
「不安」をつぶやく。
ときおりくる忘却のための血流の冷たさのために
高い高い岬の先から飛び込む。
あなたとあなたと、またまたあなた。
あなたがたのためにする、
平凡な優しさで進行していく。

ラベル:

SEA






















海?
真剣に海に行ったのは遠く昔のこと。
どうしてかい?
どうしてもかい?
遠い昔のことだからね。


山陽本線から瀬戸内海を見ながらそんな問答を思いだした。



彦島まで着いて、灯台の下まで向かった。灯台はもうずっとずっと昔に壊れてしまっている。
背中の汗、サルスベリの木に背もたれて、曇った空を見ている。



海は広いのか?
海は燃えているのか?真剣さなんて薄情薄命そのものさ、だからね、さあ始めよう。
どことなく
やるせなく
さりげなく