THEY ARE STILL LIVING BREATH AND THROB. NOBODY KNOWS MEANINGS OF OWN LIFE, BUT MUST KEEP LOOKING FOR WHAT THEY ARE. ALL THESE ARE JUST PICS AND WORD. MOST OF JAPANESE, BUT TRY TO WRITE DOWN ENGLISH.

水曜日, 5月 31, 2006

自転/公転

 


やがて太陽がしずみ、また昇る
一日は当然のように地球の自転
とともに繰り返し
老いを私にささげる
公転のなりゆくままに
四季に一喜一憂し
花鳥風月に歓喜している
日本人の感性はスマートで重要だ

もう終わらせてしまいたい
環境のこと、文化のこと
物理学のこと、社会学のこと
文化人類学のこと…
学問に畏怖を憶えることもうんざり
してくる。

鳥肌が立ってきた。
自然と体が震えだす。
女を求めだす。
家族を養い、子供の幸せを無条件に
祈ってしまう。

さてこの先どうなるのか
じっくり考えたい。 Posted by Picasa

月曜日, 5月 29, 2006

ウィンクがもたらしそうなこと

 









あらゆる暴力よりも
あらゆる屈辱よりも
あらゆる暴言よりも
あらゆる拷問よりも
ささやかで
つつましい
ウィンクがいかに幸せにさせるのかと
想像してみたいものである。

昨日も
今日も
おそらく明日も
来年も… Posted by Picasa

臭覚の異常

 



誰の後姿をみても
彼女の後ろ姿を見分けることはできる
それは自信から来るものでなく
空気から来るものである。

高校教師のFはいう
「僕は森の匂いをがわかるのだ」
僕は彼女の匂いがわかる。
彼女の通り道すらわかる。
これまで孤独だったぼくを
拾上げた彼女の匂いを僕は
明らかに判別できるのである。

もしもブエノスアイレスであろうと
シドニーであろうと
ノウスポウルであろうと
ケープタウンであろうと
臭覚はおとろえることはないのである。 Posted by Picasa

うて、うて、目の前の敵を

 
現代を生きる
僕らの最大の問題点は
究極の問題は
究極の状態と容易に
出会えないことだろうと思う。
目の前の生命体を
堂々と殺す、撃ち殺すそうという場面
の悲壮さは
最大の恋愛した人に愛を
告白することと似ている。
今、自分の不幸を思う。
この不透明な空気の漂う時代に
自分が何者であるのか
いまだに見出せないことを。
見出せた人に告ぐ
IT'S VERY HAPPY! Posted by Picasa

火曜日, 5月 23, 2006

止まったままで・・・進んでいく

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風の流れに身をまかせ
何も考えず
何も思わず
微弱な流れに静かに体が揺れる。
小さな波を見ると
進んだでいたと気づく。
僕の耳は小さな音を
広い
ずっと先の赤道まで
流される。
妙にあつい。

かわ、道、やま、はま、だいち、うみ、りんどう

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かわのながれがかわっていく
みちのながれにみちびかれ
やまのいただきにやまびこし
たにのあいだにたびしている
はまにそってあしはまる
だいちにいたいたちちる
うみのなかでうみつがれ
りんどうのとちゅうでふうりんどう

月曜日, 5月 22, 2006

僕をみて、じっとみて

 
そのとき思った。
ぬるいビールも悪くない。
汗にまみれた体を
赤い水で洗うのもまたよいだろう。
確実にぼくらは生きている。
僕を見てほしい
じっと見て欲しい
呼吸のタイミングを数えて。 Posted by Picasa

土曜日, 5月 20, 2006

海辺の毛穴

 


しかじかながめると
毛穴とはおそろしい。
毛抜きでイッコン
油にまみれた黒い粘土状
の物体が登場する。

夏の暑さとともに
汗が滴り落ち
毛穴が震える。

女は腋毛をきれいに剃り
引きにラインをキレイに剃る。
それでもそこの油まみれた
毛穴は毛穴。
同じ毛穴。 Posted by Picasa

飛べ飛べ飛べ

 
飛べ!鉛の海の中へと
鉛と同化せよ
飛べ!赤い夕陽の果てまで
ガンマンがそこにはいる
ガンマンを喰いちぎれ
飛べ!スペースシャトルの軌道
にそって、人類の真の叡智を
発見せよ。 Posted by Picasa

土曜日, 5月 13, 2006

若さゆえ知らないことと見つけること

 
家を出ようとするまでに様々なシュミレーションをこころみた。
しかし、計画から実行までには予想よりもながくなった。
つまり・・・問題は家を出る理由がないことである。
実際に「今」家を出るには絶対的な理由が必要なのである。
しかしそれは曖昧なまま、バスを使って
ホーチミンを出ることにした。(なった)
リュックサックにミネラルウォーターと小型カメラと
僅かな着替えをいれて。
ここは温かいからすぐ乾く。


バスに乗っている間中寝ていた。
眠りの世界に突き落とされたように寝ていた。

おそらく終点したときに理由がわかっているだろう。
電話で言えばよい。
電話なら、問い詰められても切ることができる。




さようなら。 Posted by Picasa

土曜日, 5月 06, 2006

マジカルミステリーバス

 


ミステリアスなバスの揺れと傾きに
次第になれてゆき
ミステリーバスと僕が気がついた頃には
一体となる。
ミステリーバスのドライバーはスコッチ髭で
車掌はパイナップル柄のシャツを着た少年。

プロレスラーやサーカス団や
羊飼いや猿回しやビートルズ。
誰もが楽しく、可笑しく、ゴアに向かっていく。

それがマジカルミステリーバス。
詳しいことは誰も知らないバスだけれども
道行く子供とイヌは追っていく。
きらびやかなミステリーバスを。
疲れ果てるまで追っていく。


ようこそミステリーバスへ。 Posted by Picasa

木曜日, 5月 04, 2006

原色の中の小さな言葉群

 






世界中の子供におはようといい
世界中の子供にこんにちはといい
世界中の子供にさようならというと

子供にありがとうといったときにその真意
が伝わると知った

誰もが猛烈な地球の自転の上で呼吸を
していることに無意識のまま感謝している Posted by Picasa

間にある時間(無意識の場合)

 

誰もが知っていることと、意識していないことの
差異がどのように写真になる得るか考えてみよう Posted by Picasa

水曜日, 5月 03, 2006

遠い果ての国のにおい

 



税関を通り過ぎてから
その女が言った
「アジアのにおいがするね。やっぱり」
アジアのにおいとはなんなのだろうと

それから2年間考え続けた。 Posted by Picasa