THEY ARE STILL LIVING BREATH AND THROB. NOBODY KNOWS MEANINGS OF OWN LIFE, BUT MUST KEEP LOOKING FOR WHAT THEY ARE. ALL THESE ARE JUST PICS AND WORD. MOST OF JAPANESE, BUT TRY TO WRITE DOWN ENGLISH.

土曜日, 4月 29, 2006

押しつぶされそうな朝の出来事

 



朝日の当たる山稜に
感動をし、
朝日の突き刺さるサニテイション
に、眠気を吹き飛ばし
朝日の当たる、鍋に
一日が始まることを感じる。
キャット・スティーブンス
はMORNING HAS BROKEN
と歌った。雨に濡れた朝。
朝の持つ神秘さを常に敬うようにしている。 Posted by Picasa

異国の丘

 

接吻をするまでのささやかの間にこそ
究極の無であると自覚する。
女の心に入るためには在りしを
無しと構える。 Posted by Picasa

金曜日, 4月 28, 2006

知らず、知らず

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知らず知らずのうちに離れて、雪が降り
知らず知らずのうちに離れて、霧となる
火星と水星がどうちがうかなんか
よく判別できないが
地球での風雨は、醜いほどに私を打ちつける
現実はミライエイゴウ変わることはないのだろうと思うのである。

木曜日, 4月 27, 2006

秋の風

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吹き抜ける風は熱気を静かに奪い去り
明日の朝ごろには寒気を呼び込もう
溶岩のような汗。全開の汗腺
秋の風はそれらをたんすの隅に
追いやり、寒い時間として目覚めさせる。
さようなら、君のことは
忘れそうだ。でも忘れ去ることはないだろうね。



汗のにおいは憶えてしまうもの。

日曜日, 4月 23, 2006

星の歌

南の空が暗くなり
星の歌を歌う
誰も知らない星の歌。
心の奥でリフレインが繰り返され続け
やがて消滅する。
星の歌を僕しか知らないのには
理由がある。
それは孤独だからであって、
きっと孤独を感じるものは
星の歌を聞くことができるのだと
思っている。 Posted by Picasa

Edge of Meditation

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結果として彼らは離婚をした。
結果としてと前置くのはそれが結果であって
その過程に見当たりそうな兆候はまるで感じられなかったから
である。
AさんとBさん(本当にA・Bなんです)は大学のゼミで
知り合い3年の交際を(その中で3回の大喧嘩も)して結婚をし、
そして3年後の3月3日に離婚届けをだした。
結婚した日も3月3日、ちようど3月3日である。
3ならびになったのは偶然で、互いに特別
こだわっていないというが
3という数に縛られ、3という数に開放されたのだと
彼はビールを飲み干すと語り始めた。




その日もいつもどおりに
僕も彼女も仕事から帰り、
僕らは中華料理を食べにいった。
メニューを見ながら互いに、
何にしようか・・・いつものように・・・
考えた。意識はしていた時もあるし、
そうでない時もあるが、決して
同じものをオーダーしない。
彼らにとって
それが暗黙の了解であり、無言のルールである。
なぜか・・・その日は同時に注文しよう
(それも3月2日に)
ということになった。
「広東メンと小籠包」彼女の選択は
彼の気持ちとまったく同じであった。


広東メンと小籠包を彼と彼女は
無言のまま食べた。
決して不快な気分はないが、
彼らにとって一緒に居る意味ってなんだろうと
”漠然”と考えた。AもBも。


自宅のアパートに帰ってから
互いに瞑想した。
翌日籍をBから話そうかと提案し、Aは
「そうだね」と同意した。
広東メンと小籠包。突然であったが
Bからその話をきき

妙に納得した。
さてどこに納得したか。
ご存知でしょう。
ここまで聞けば・・・





僕はまだ独身。いつまで独身なのだろう。

WILD LOVED CHERRY

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喜びにふける友には同じように喜び
悲しみふさぐ友には同じように悲しみ
怒りにまかせよう友には同じような怒りを受け止め
悩みに紛れそうな友にはせめて夜明けまで聞こうと
つとめるたい。

やがて誕生する生が奇形であっても
とんでもない問題を抱えても
喜びたたえる気持ちは普遍であり、
人間としての賛歌を皆で祝いたい。

初夏

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梅雨が来る。
それゆえに初夏らしい。
海への思い
それゆえに初夏らしい。
胸ぬたまる苛立ち
それゆえに初夏らしい。



やがて肌がぬめりつき、ぐでんづでん
湿気を飲み込む
大きな紫外線の世界がやってくる。
光線は生物を焼き尽くそうとじりじりと
照らし、焦がす。
肌は黒くなる。
黒糖のような。

月の戦士

忘れらぬ戦士の痕跡があり、
誰も知らない自分の内面を
傷だらけの凸レンズが乱反射させながら
あれよこれよと
その細い細い路地に辿り着いた。
路地の小さな戦士はやがて
宇宙へと向かう。
つまり月の戦士になるのだと頭によぎる。





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Shoot,Shout

Posted by Picasa 数回の成功者と無数の挫折者がテーブル越しで
夜通しで語り明かした。
右の者は子供のときはいじめられ、
志望校に受からず、
肉体労働を強いられ、
幾度と無くほれた女に振られ
無数の挫折を話せば、


左のものは数回の成功談を話した。
一つ付け加えた愛情深く人を愛せなかった。
今このことを成功するための条件であるか
不遇であるのか考えるのが
頬杖つきながら聞いていた私の宿題である。

火曜日, 4月 18, 2006

去る風










無言のまま行ってしまった。
定員が満員のバスは目の前を。
腋からは汗がたらり落ちるのを
感じる。
風が去り、冷たい夜を迎える。






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最高な人生

最高な人生は誰もしらない。
最低な人生も誰も知らない。
誰もが、偶然にまた強引に縄を手に
握るように、人生の縄を結び合わせる。
1日先の不幸が、2日先の幸運であるような、どうでもういいように
歩きまわる人種となるのを
神は無意識に願う。 Posted by Picasa

泥の痕跡

台風の去った日の帰り道に倒木があった。
帰るためにはまたいで通る。
新鮮な木の、水と泥の混ざった香りのする
倒木ををどうしても
何をこころみようとも
またげず、進めずに、
僕は帰るのをやめた。


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青かえる

いつも帰り道に
青かえるの死骸を
みた。
お前にとってやっとかえるに
なれたというではないか。
まっとうに生きたではないか。
それを運命と決め付けるほど
の薄情者になりたくない。 Posted by Picasa

土曜日, 4月 15, 2006

闇の水滴

速さについて考える
闇の中を蚊の動きの速さはやっかいである。
明かりをつけるとおおよそわからなくなるもので
厄介すぎる。 Posted by Picasa

とんびが鷹をうむ

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とんびがたかをうみ
ゾンビがかたをもみ
バンビがたかられて
メンマをままがたべ
こんやはタラをたべ
しんやにたかをくくられて
かんぴょうをワサビに付けて
生まれてきたお医者さん

文化のエネルギー

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自然と中華街へとむかっている。
架橋もつエネルギーは町の鼓動
そのものである。
僕は鶏の生血をグラスでのみ
サーカス小屋に入る。

文化。革命の堆積。
覇王別姫で文化の悲惨さと宿命は
無意識ながらかんじる。

異邦人。
ムルソオをどう理解するか
また無視するようつとめるか。
僕はきっと異邦人を焼くだろう。

恩師に捧ぐ

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体系化する重要性よりも
実践する体力の方が
はるかに有意義であると
先生はいう。
先生の生き様がそれをものがたり
真実味を深める。

美しさの基準

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彼女はひきこもった。
唯一つのつながりの自分を
引きちぎり、アンデスの住所の無い山
にとどまった。
彼女がひきこもったのは誰も彼女を
理解できず、
僕も十分に聞いてやれなかった。

やがて知らぬうちに息を引き、
彼女は美しいままの状態で
死体になった。
1年10年たっても
その美しさは変化をしなかった。

僕はアンデスの僧侶と
彼女の周りを舞った。
コンドルのように舞った。
もっと話そう。
語りたい。無意味なことも意味あることも
どうでもいいことも。

蛍の夜のボート

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唐突の出来事でその詳細までは
覚えていないが、明確なことは
ボートなの中で一人になり、
夜を明かしたことだった。
メコン川に沿うカラオケ店で
歌ったことまでは覚えているが
そこから日の出で気づくと海沿い
で漁師たちが囲んでいた。


金目のものも何も盗まれていなかったが
どうしても何か盗まれたような気がしてならない。
3年たった今。やはりなにかかけ落ちたような
気がする。ずっとずっと考えている。
一考におもいあたらない。

19歳エッジ

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19歳の始まりのことである。
あと365日で僕は法律的に
大人になること意識する。
法的な責任と、ほどほどの自由っぽさ。

その晩はこの年開幕したプロサッカーを
見にいった。
まだまだ黄色い芝生と土があるような
フィールドだけれども
プロサッカーという形だけでも
感動的なできごとだった。


その試合を見ているうちに気がついた。
某チームのGKが小学生の時の
一緒にサッカーをした仲間、チームメイトではないか。
パンフレットをみると名前や経歴はまったくその
人ではないが、
目の鋭さ、眉の濃さ、唇の厚さ
寸分たがわぬ、彼そのものであり、
僕の方を時折振り向きアイサインを送っているようである。
(久しぶりだな)

ルーキーの彼がこのさきどのように生きていくのか
そこまで想像できない。
自分のことで手一杯なのに。
それでも追ってみよう、大人になる彼の生き様を
苦いビールを飲み干した。
適度な自由を感じるたい、感じながら、もう
一杯ビールを注文した。


今、思い出した。立派かどうかわからないが年齢だけは
29歳である。

おみやげん

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ギリギリまで待とう
やつが来るのを
やつのもってくるものは
大切な宝物
微妙に振るえ、途端に吼える。
ぎりぎりまでで待ってあげよう。

WIND'S SONG

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ふきをとろうとかぜがふき
ふきぬけのやねにもふきぬけて
しんきろうがふきだす



にじがにじんで
にんじゃにじんましん
にんじんにじらされ



きのこのき
きのうのき
きっころのがきっころ



ぞうににうにいれ
ぞうりははけず
ぞうにがにるぞ


風が切なく悲しげに一人で歌をはこんでくる。

固形スープ

 Posted by Picasa僕が誰よりも劣っていると
思っていないが
特別優れている決定的な理由が
わからない。

英語に流暢に話せる人間をねたみ
山盛りのご飯を食べつく人間をねたみ
軽く女性に声をかけ親しくなる人間をねたみ
(明らかに)つまらないジョークで浮け人間をねたみ
妙なまでに山頂に登る人間をねたみ
明らかに高級な身なりで固める人間をねたみ

ねたみが重なり、
ブイヨンスープのように固形とかす。

川原を沿ってカエルをとらえようと
思うと、気がつくと
蚊に食われる
蚊に飲み込まれていた
紫外線に黒く変わる肌をながめ
て考える。
ねたむことの多いものだ。
ねたむ余裕があるというもまあ、悪くあるまい。





最低級のメモより

LIFE OF TIRED

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4・5年ほど前のことかな
夜な夜な最終電車もおわり
大学中退した知り合いのショットバー
にいくことになった。
御苑でタクシーをひろった。
日吉まで・・・
ドライバーは頭が禿げ上がり、
紅色の染みが忘れられない顔をしていた。




しばらく無言が続いた。
「もしもし、おたくら野球すきかい」
「ええ、野球ですか決して嫌いではありませんが
観ていて効率のよくないスポーツだなと思います」
「そうかい、私もかつてかつては職業野球やっていてね」